出張先で観光した際の旅費精算で注意したいこと5つ【体験談】

日本の古い町並みの画像

出張先で時間に余裕がある場合、観光したい気持ちになりますよね?今回は私の経験から出張のついでに観光した場合の旅費精算で気を付けることを5つご紹介しています。出張先で観光したい方はぜひ参考にして下さい。

こんにちは!へこみです。

普段行かない場所に出張で行った場合「せっかくだから旅行したいなぁ~」と考えたことありませんか?私は思っていました。笑

もちろん仕事はしっかりします。

仕事をこなしたうえで、時間に余裕がある場合、地域のおいしいものを食べたり、観光名所に行ってみたいですよね?

ただ、寄り道はしたけどもその時の旅費や手当の申請はどうするの?となる方も多いでしょう。今回は私の経験から旅費精算で気を付けたいことをご紹介します。会社によって規則が異なるので注意してください。

あくまで業務で出張をしているので、リスクもあることを理解して頂くきっかけになればと思います。

出張に行ったついでに旅行するのはあり?

出張ついでに旅行や観光するには注意が必要です。会社によって就業規則が異なりますので、一度確認は行ってください。原則、出張は業務命令となりますので、個人的な理由で経費など使わないようにしましょう。

ただ、出張先の方がもしかすると観光名所に連れて行ってくれる可能性があります。その場合はしっかりと楽しめばいいです。

ただし、個人的に現地で遊ぶ場合は一度上司に相談し、了承を得てからの方がよいでしょう。トラブルに巻き込まれた場合、「仕事中にまきこまれました!」という言い訳も通用しません。基本的には一度上司に確認したうえで楽しみましょう。

勝手に行った場合は自己責任となります。場合によってはとんでもない損害を会社に与える事態にもなることを理解しておきましょう。

出張先で観光した場合の経費はどうする?

経費に関してですが、これは会社によって異なります。まず上司に確認してからにしましょう。

私の場合の以下のようなケースがありましたので、ご紹介します。

1.日帰り出張の場合

仕事が早く終わり、空き時間を利用して観光地へ。勤務時間内に戻れる場合は、残業代などの手当がつかないように調整して帰宅しました。

時間の関係で観光に行けない場合は下調べだけ行い、後日プライベートで旅行する方法をとりました。個人的な理由で時間外手当をもらうことはどこも許されないことでしょう。

また、遅くなっても車や電車での移動時間は時間外手当がつかなかったので、遅めに出張先での仕事が終わった場合は立ち寄りたい場所へ行ってから帰ることもありました。

2.宿泊出張の場合(平日)

平日に宿泊するような出張の場合は、比較的空き時間を作りやすいと思います。

例えば2日目の午後移動の場合、その時間を利用し、行ける範囲の観光地に行ったり、名産を食べたりします。もちろんそこまでの交通費や飲食代はポケットマネーです。あくまで経費として申告するのは「自宅~仕事先、仕事先~宿泊先、宿泊先~仕事先、仕事先~自宅」までの分です。

普段支払われる日当などの出張手当以外は私的な理由で立ち寄り発生しているので、費用は自分のお財布から必ず出しましょう。

3.宿泊出張の場合(週末)

クライアントの都合で金曜日に出張し、仕事の関係で終電に間に合わない場合もあります。その場合、1泊し土曜に移動となります。

この場合は仕事先までの往復の交通費、宿泊代、日当等が経費となり申請できます。

私の場合この土曜を利用し、旅行して帰宅するとなった場合は帰りの交通費は自己負担でした。宿泊は避けられないので、会社に出してもらいましたが帰りは個人的な理由も絡んでいたので、もちろん経費として申請はしていません。

さらに、日帰りで帰宅できるのにわざわざ宿泊して旅行して帰宅となった場合は、宿泊費も個人負担になります。

私の場合、金曜日に大阪出張、土曜日に大阪で友人の結婚式ということがありました。この場合は宿泊費と帰りの交通費は自己負担にしています。

ただし、理由を説明できれば出張先の最寄りの場所までの交通費は支払われる可能性もありますので、経理担当の方や上司に確認してから旅費の精算を行うのがよいです。

4.宿泊出張の場合(休日を挟む長期出張)

仕事によっては土日祝日を挟んで出張をする場合があります。例えば週末は現地で仕事を行い、休日を挟んで現地で立会を行うなどの場合です。

私の場合、当時の会社では土日に現地で仕事がない場合は、終日フリーになっていました。そのため、出張先で観光や名産を食べたりと楽しむことができました。もちろんこの場合は手当はつきませんので、ご注意下さい。

比較的に休日を挟んだ出張に行く場合は観光をしやすいので、計画をたてやすいです

5.出張先の方が観光地を案内してくれる

先にも書きましたが、例外として出張先の人が空き時間を利用し、観光地や食事に接待として連れて行ってくださる場合があります。その場合はちゃんと楽しめばよいでしょう。

私の場合は接待される時は経費はかかりませんでした。ただ、普通の飲み会になる場合もありましたので、その時は割り勘の時もありました。逆に接待する側になると大体は経費として申請ができます。

ただし、役職などで使える接待費も変わってくるかと思いますので、接待がある場合は接待費がどれだけ使用できるか確認しておきましょう。

まとめ

あくまで出張は業務命令となります。会社によって就業規則も異なります。出張のついでに観光する場合は上司に相談し、了承をもらう必要があります。そして、経費として申請できる範囲も明確にしておきましょう。

判断に困った場合は経理の方とも確認するとよいでしょう。理由をしっかりと説明できれば交通費が精算できる可能性もあります。

黙って旅行する場合は、何かあっても自己責任とする覚悟はしておいて下さい。場合によってはとんでもない損害を会社に与える場合もありますので、よく考えて行動に移すようにしましょう。

出張のついでの旅行は個人的にはありと思いますが、リスクもあり、上司への確認も必要ということを理解しておきましょう。

最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。

次回もよろしくお願いします。