働き方を変えるサテライト・オフィスの主な3つの種類とその特徴について

ソファーとテーブルの画像

近年、企業や政府によって働き方改革が少しずつ浸透してきました。今回は働き方が変わるサテライト・オフィスの3つの種類とその特徴についてご紹介します。

こんにちは!へこみです。

今回も以前記事でも取り上げたサテライト・オフィスについてのお話です。実際に訪問してからさらに興味が湧いてきましたし、私自身もワークライフバランスを考えるいいきっかけにもなりました。

この記事や、以前取り上げた記事を通じて、職場の働き方を変えるきっかけになればと思います。以前のサテライト・オフィスについて取り上げた記事に興味のある方はこちらも参考にして頂ければと思います。

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拠点の設置や働き方をあらためて考えるきっかけになればと思いますのでよろしくお願いします。

サテライト・オフィスとは

サテライト・オフィスとは企業の本社、または官公庁の団体などの本部から離れた場所に設置されたオフィスのことです。

多種多様な働き方が企業に浸透しつつある昨今、多くの企業が働き方改革に着手しています。その中で、オフィスを増やしたり、変えたりする試みがあります。

都心に本拠地がある場合は地方や郊外にオフィスを構えたり、本部から離れた別の場所にオフィスを設置する企業もあります。

また、地方都市に本拠地がる企業では都心での営業活動をしやすくるための拠点として、都心にオフィスを設置します。今回の記事は都心にオフィスの本拠地がある場合を想定し、話を進めさせて頂きます。

サテライト・オフィスの種類

先の説明で述べたようにサテライト・オフィスは企業の本社から離れた場所に置く拠点のことです。サテライト・オフィスには「都市型」「郊外型」「地方型」と大きく分けて3つの種類があります。以下種類ごとの説明となります。

都市型サテライト・オフィスの特徴

都心に企業の本拠地がある場合、都内で本拠地以外に拠点を設けるオフィスのことです。

例えば、外回りの営業職の人が本社に帰社することなく拠点に立ち寄り、報告書などを仕上げる目的があります。都内に別のオフィスを設けることで本社に帰宅することなく仕事が行えるので、業務の効率化や移動時間の削減に繋がると考えられています。

それが実現すれば社員の残業時間を減らし、プライベートの時間を確保しやすくなるメリットがあり、仕事と生活のバランスの調和に繋がります。

郊外型サテライト・オフィスの特徴

都心に本拠地がある場合、郊外のベッドタウンに新たに拠点を設置するオフィスのことです。

郊外に拠点を設置するメリットとしては、通勤時間の短縮があります。都内近郊から都心に通われている方もいるでしょう。そのため、通勤に2時間かかる人もいると聞きます。

これが住んでいる近くに拠点が設置され、通勤時間が短縮されればプライベートや睡眠時間の確保にも繋がり、生産性の向上や生活のバランスがとりやすくなります。また、通勤にかかる交通費などコストの削減にも繋がると考えらています。

家庭を持っている社員にとっては、育児や大切な家族と過ごす時間も確保できるようになります。

「郊外型」と「都市型」の特徴は共通している点も多いです。

オフィスをシェアする企業もあり、そこでは多種多様な業種の人と接する機会が増えるため、新たなビジネスチャンスにつながる可能性もあります。

地方型サテライト・オフィスの特徴

都心に本拠地を置く企業の場合、都内以外の地方に拠点を設置するオフィスのことです。

「地方型」の特徴は、地方の自治体が誘致を行っている場合が多く、地方創生のため国や自治体と連携し、誘致のための支援を行っています。

メリットとしては、都心に本拠地を置く企業で働いていた地方出身者の方が、親の介護のため勤め先を辞めることなく働ける点があります。技術の進歩で離れた場所からでも都心にいた時と同等の仕事ができます。本拠地でないとできない業務を除きます。

また、有事の際のリスクを分散することができ、本拠地での業務を完全停止することなく運用できるメリットもあります。

他には地方の自然のなかで仕事ができるので、新しい発想やストレスの軽減にも繋がると考えられています。出張で行って普段とは違う場所での勉強会や研修の実施場所として利用することも考えらえています。

「地方型」の詳細な特徴は前回の記事にまとめてありますので、ここでは割愛させて頂きます。

まとめ

サテライト・オフィスには大きく分けて「都市型」「郊外型」「地方型」の3つの種類があります。

「都市型」「郊外型」は移動時間の短縮、生産性の向上、様々な人との交流、ワークライフバランスの実現に繋がる可能性があります。

「地方型」はクリエイティブな仕事、介護の問題、リスク分散、ストレスの軽減に繋がる可能性があります。

会社が大きくなったり、技術の進化で理想の働き方が実現できるようになっています。働き方を見直すためにも今の会社の状態に合わせてオフィスを設置する必要があります。拠点の設置や働き方を考える人にとって参考になってほしいです。

今回も最後までお付き合い頂きありがとうございます。

次回もよろしくお願いします。